運命鑑定師の本音。

庶民の本音をズバリ。

日々の生活の中で思ったこと、気づいたこと、知ってほしいこと。
庶民の庶民による庶民のためのブログです。


これだけは言わせてくれ。

 

おでんの出汁に浸かりたい。

 

 

どうも庶民です。

 

 

いや~

おでんが美味しい時期になってきましたね。

みなさんは何の具が好きですか??

 

庶民は

1位:はんぺん

2位:大根

3位:たまご

 

です。

もちろん、コンビニのおでんです。

 

おでんを食べると

ほっと温かくなりますよね。

心も体も。

 

出汁が五臓六腑に染みわたる。

日本人で良かったな~と改めて強く思う今日この頃です。

 

そんな庶民が

先日

心温まる本を手に入れました。

 

・・・・

・・・手に入れる予定でした。

 

みなさん、

 

『かみさまは小学5年生』

 

という本をご存知ですか??

 

なにやら、数年前にドキュメンタリー映画も公開されていて

とても有名な小学生の著書として、なんと20万部も売れているそうです。

 

本の帯には

 

「涙がこぼれる不思議な実話」

「めっちゃかんどうして泣いてしまいました」

「この本は間違いなく私のNo.1になるでしょう」

などなど・・

 

大絶賛のコメントがずらり。

 

本の内容をざっくりと説明すると

 

・空の上(生まれる前)と、お母さんのお腹の中にいた時の記憶をもったまま生まれた女の子が伝えるお話。

・対談者は絵本作家ののぶみさん。

・女の子(現在小学5年生)は生まれる前は2番目に偉い神様であった。

・神様の世界のお話。

・この世に生まれてくる赤ちゃんのお話。

・生きるうえで大事なメッセージ(神様からのメッセージ)

 

こんな感じでしょうか・・。

 

 

この本との出会いは数日前

庶民が行きつけのTSUTAYAに行ったときのこと。

 

いつも通り子供のためのDVDを借りて帰ろうと店を出ようとしたとき

 

普段、見向きもしない本コーナーに

引っ張られるように足が進み

自分の目線の先にこの本がありました。

 

ここで初めてこの本の存在、この女の子の存在を知りました。

なんて胡散臭い本なのだろうか・・

というのが第一印象。

でも

 

『・・・これって、この本を私に読めということなのだろうか??』

 

そう思った庶民はすぐさまその本を購入しました。

(庶民が衝動買いなんて珍しいのです)

 

どんな素敵な事が書かれているのか・・・!

この私が!!(普段衝動買いなんかしない私が!!)

5秒で購入したこの本・・・!!

ワクワクしながら読みました。

 

 

さあ、感想を言いますよ。

言わせて頂きます。

 

 

 

 

 

 

これはひどすぎるぞ。

 

 

 

このブログで何か(モノや人)を批判するような話は1度もしてこなかった庶民ですが・・

これだけは言わせてくれ。

 

 

これはひどすぎるぞ。

 

 

いやね、この女の子がひどいんじゃないのさ。

この女の子を取り囲んでいる大人達がひどい。

母親を筆頭にね。

 

 

この女の子が本当に神様であったかどうかなんて

そんなことはどうでもいいんです。

信じる信じないは個人の自由ですから。

 

でもね、

この本からは「大人の欲」がにじみ出てる。

低い波動しか感じられない。

とくに強く感じるのは母親の存在。。

 

本に書いてある内容は

別に悪いことを書いている訳じゃない。

真偽は別として、読む人にとっては素敵な内容だと思います。

私個人の感想としては・・

薄っぺらい。の一言ですが・・・(どっかのスピリチュアル本やエッセイ本から引用したのでは??)

まあ、「絵本」として読めばほっこりするでしょう。

 

でも、

これを

「神意」「真理」として世に出し、

幼い子供を神様と祭り上げ

名前も顔も公表してしまうのはとても恐ろしいことです。

 

本当に使命を持って生まれ、

本当に霊格の高い存在(神様と言われる程の存在)であれば

このような低次元な話はしないでしょうし

世の中へメッセージを伝える手段は他にいくらでもあったと思います。

 

よくもまあ

こんだけ堂々と

内容に見合わない帯(本の)を作れるものだ。

 

よくもまあ

こんだけ堂々と

ふざけた対談内容を出版したものだ。

 

誰か止める人はいなかったのだろうか??

 

この人たちは

大事なメッセージを人々に伝えることのみが目的ですか?

本当にそうですか??

 

私にはこう感じられます。

幼い子供を利用する大人たち・・

本当に特別な能力が我が子にあると錯覚した母親・・

それに応えるべく迷宮に迷い込んだ女の子・・

目立ちたい・・

注目されたい・・

お金儲けがしたい・・

 

本当は

娘ではなく、

自分が注目されたかったのではないでしょうか?

 

 

本にも書いてありましたが

「もともと、スピリチュアルな本が大好き」だった母親・・

どうか

いったん現実に戻ってきてもらいたい。

なにやらパワーストーンなども高額で販売されているみたいですが・・

その石に光りは見えません。

 

真理を・・スピリチュアルというものを、自己欲求を満たすために利用しないでもらいたい。

 

だから庶民は自称スピリチュアリストが苦手なのです。

こういう人(自分を見失う人)が多いから。

 

 

まあ、

この本で一番驚いたのは

対談者ののぶみさんです。

 

女の子に対しても、真理に対しても敬意を感じられない。

こんな本が20万部・・・・

 

私も購入してしまった1人・・・

1200円・・・・

 

美味しい珈琲3杯は飲めたーーー!!!!

チックショーーーー!!!!

 

庶民は悔しくて悲しくて

すぐに師匠にこのことを言いました。

(そもそもなんでそんな本に惹かれたんだ!!って怒られるだろうと思いながら・・)

 

そしたら師匠は笑って

「それ、試されたんだよww」

と言いました。

 

知らず知らずのうちに

『この本の内容は本物か?』

というテストを受けていたようです。

 

 

そして、その本を読んで何か自分が伝えられることはないか?

ということだそうです。

 

 

なので、私が伝えたいことを伝えます。

 

 

 

外に目を向ける前に、内に目を向けよう。

 

 

「外」とは他人。「内」とは自分です。

 

「どうだ!素晴らしいだろう!!スピリチュアルな世界は!!!」

と他人にアピールする前に

まず自分の未熟な部分と向き合いなさいよ。という意味です。

 

人間は、外の情報には異様なほど興味を示すのに

自分のことについてはほぼ気にしませんよね。

「知ったつもり」をやめて、自分の心の奥底の欲求や本音と向き合う時間を作ってみてください。

へんな情報を取り込むよりよっぽど自分にとってプラスになりますよ。

 

全ての問題の原因は「内」にあります。

そして自分のした行いは必ず自分に返ってきます。

良いことも悪いことも。

 

・・・

 

・・・・・

はあ~~~・・・

ひっさびさに残念な本に出会った。

すがすがしいほど残念・・・。

 

ただの本ならここまで言うこともないんだけど・・

目に見えないものを利用して・・

さらには幼い子供を利用して富と名声を手に入れようとしている人たちには厳しい意見を言わせてもらいます。

 

これはひどすぎるぞ。

(3回目)

 

 

以上。庶民の本音でした。