最近、笑っていますか?
ココアはやっぱり森永。
どうも庶民です。
先日放送されていた
テレビ朝日さんの「日本テッパン遺産」は本当に面白かったですね~。
特にあの女性バスガイドさんはぜひ国宝にして頂きたい。
笑いすぎてお腹が筋肉痛になるかと思いました。
そんな中、特に私が心打たれたのは
渡辺紀生(わたなべ きしょう)さんの説法です。
仏教離れが深刻な日本で、おもしろ説法という斬新な話術で多くの方に仏教の教えを説いている姿を拝見し深く感動いたしました。
そして、爆笑しました。
その説法の中で「和顔施(わがんせ)」という言葉が出てきました。
みなさん、この言葉をご存知でしたか?
どういう意味か一言で言うと。。
「笑顔は人を笑顔にする」
という意味です。
なにもしなくても良い。
ただその場所で微笑んでいるだけで誰かを幸せにする事ができる。
そう、実は誰でも人を幸せにする力があるのです。
生まれたばかりの赤ん坊でも
小学生でも
中学生でも
高校生でも
大学生でも
主婦でも
サラリーマンでも
社長でも
総理大臣でも
誰にでも人を幸せにする力があるのです。
ちなにみ、
「施す(ほどこす)」
という意味をご存知ですか?私はこの言葉が大好きです。
この言葉も実は仏教からきているんですよ。
「ほどほどを越したら、その越した分を誰かに分け与えなさい」
という意味です。だから「ほどこす」
簡単に言えば、
食べ物が余るほど裕福な人は、貧しくて飢えている人に食べ物を分け与えなさい。
という事です。
自分に余裕がないものを無理に分け与えろという事ではなく、
自分には十分にある「何か」を、その「何か」を得られない人に分け与えなさいという教えです。
「若さ」があるならば、老人の荷物運びを手伝ってあげる。
「お金」があるならば、恵まれない人々に寄付をする。
「家」があるならば、住むところもない人を住まわせてあげる。
などなど・・・単純でしょ?
じゃあ、「若さ」も「お金」も「家」もないから何も施せません~
となるのでしょうか・・・?
いいえ。
赤ん坊でもできる施しがあるではありませんか。
笑顔を与えましょう。
これが「和顔施」です。
ただ微笑むだけで誰かが幸せになってくれるなんて
こんな素晴らしい施しはないですよね。
微笑みのお布施なんですよ。
さてみなさん、最近笑っていますか?